オススメ映画はX-MENファーストクラス

主に映画や食事の自己満足忘備録です。ネタバレ注意。

『フリーファイヤー』

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『FREE FIRE』

観る前はもっと息つく暇もないほど銃撃戦しかないと思っていたけれど、思ったより会話もありました。緩急の差がある。取引内容のライフルでガンガン銃撃戦するんだと思ったけど、弾丸入ってないし全然無理でしたね。

撃って撃たれて血塗れになって、移動するときは這いつくばって匍匐前進、何かを壁にしながらの中腰歩き、もしくは子鹿のように震えながらの壁伝いでした。途中でもう一旦撃ち合うのやめたら?って思ったりもしました。

スティーヴォ、お前だよ、お前が全ての原因だよ。謝って。本当にちゃんと謝って。

撃たれても思ったより元気で、オードくんの隠しきれない長い体躯や手足がはみ出てるはみ出てる撃たれちゃうってなりました。あと最後にクリスを支えながらひょこひょこ歩く身長差最高ですね。

撃って撃たれて這いつくばって生きて死ね。

 

『ドクター・ストレンジ』

『Doctor Strange』

 

残念ながらパンフは売り切れでした。

 

待ちに待ったストレンジ先生でしたけれども、とにかく最初から最後までストレンジ先生が可愛くて敵も憎めなくて。

ストーリーはと聞かれたら、まあ…その…楽しいは楽しいけどパンチには欠けたなという印象でした。次回作からアベンジャーズとも絡むし、今回は自己紹介かなと。敵が思ったより折れるの早い。

高慢傲慢と言われていたストレンジ先生でしたが、車の運転以外は高慢には見えなかったですね。脇見運転はやめような…みたいな文章が映画の最後に流れてきて面白かったです。本当にそれな。

 

全体的には『リリカル魔法少女 Dr☆すとれんじ』でした。

えっ…私がプリキュアに…?

最初の事故のシーンでは、あれで死なないとかドクターまじで頑丈ですね。手以外はだいぶ無事じゃないですか。

そのあとの肉弾戦は滅法弱いので、マントが守ってあげたくなる気持ちも分かります。手が治らないから仕方のないところもあるんですが、手も治しつつ大義のために戦うという選択肢は無理なのか…?

 

マッツ扮する反逆者カエシリウスですが、ストレンジ先生が準備できるのを待っていてくれたり、拘束されても喋ってたりとなかなか可愛かったです。『ミスター・ドクター』は本気の顔で言ってましたけど、元々は普通の人間だよね…?やっぱり常識を捨てると、そういうお名前もあるのかなってなるのかな。 

レンガに埋まった時は、もしこのまま退場だったらどうしようと思ったけど、元気に出てきてくれて良かったです。戦ってる最中にベネさんとハグみたいな感じになってて可愛いなと思いました。可愛いかよ。

 

エンシェント・ワン、ティルダ様のラスボス感が凄かったですけれども、最期があんなに、るろうに剣心になるなんて……ストレンジ先生、腕のぐるぐるで巻き戻せば良かったのでは?

武器めっちゃ格好いいけどたまに凄く分度器で、私が中学生なら被弾して分度器で遊んでた。危なかった。

 

マントがとてもとてもとても良かった。気まぐれなマントがストレンジ先生を守ってくれるのは『こいつ……俺がいないと駄目なんだから…』みたいな感じなのかな。どの時点でマントがストレンジ先生を気に入ってくれたのかは定かではないです。

 

オペ室というかそんな処置室?みたいなところで暴れても何故人が来ないのかとか、無粋なツッコミも色々とありますが、楽しかったです。ソーさんも元気そうで良かった。

果たして物理に弱い魔法少女先生が現在の殺伐物理アベンジャーズでやっていけるのかとても不安ですが、楽しみです。

『イップ・マン 序章』

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『葉問』

 

年末に観た『ローグ・ワン』のチアルート役ドニー・イェンのアクションを観るべく。

イップ師匠は実在の方で、ブルース・リーを教えた方でもあるんですね。

ドニーさんのアクションもさることながら、のびのびしたりしている猫のような日常もあって大変可愛らしかったです。

『死霊館 エンフィールド事件』

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死霊館 エンフィールド事件』

 

何故ホラーが苦手と言いつつ観てしまうのか。実話ベースということで余計に怖さ倍増です。

 

怖いシーンはほぼ下を向いてしまったのですが、犯人だと思っていた幽霊が実はそんなに悪い奴じゃなくて、黒幕は悪魔だった………

という黒幕が悪魔という時点で実話感が薄れて少し気楽に観れました。幽霊のジジイめっちゃいい奴…

名前を呼べば悪魔を祓える。これスーパーナチュラルと処刑人で予習したやつだ。

『ローグ・ワン』

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ROGUE ONE』

ジェダイや、かつて歴史に名を残してきた者たちではなく、人知れず命を賭して戦った者たちの物語でした。久しぶりに泣いた。

 

ずるい、マッツ・ミケルセンずるいよ……予告でDr.ストレンジのヴィランやってたのにずるい。

設計図を命をかけてリレーして、未来の希望へ繋ぐという。自己犠牲を美化するわけではないけれど、これがあったからこその未来があるのだと思うと苦しいお話でした。

『ゴーストバスターズ』

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『GHOST BUSTERS』

少し前に見たのがこの2016年版ゴーストバスターズ。元のゴーストバスターズについては昔テレビで観たなぐらいの記憶です。

コメディーと友情に溢れた作品でした、ありがとう監督。

『スタートレック ビヨンド』

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STAR TREK BEYOND』

 

うーわー!!!

キャプテンがとてもキャプテンしてるし苦悩してる!でもボーンズの前ではまだまだしっかり出来ないジムなんでしょうと思わずにはいられなかったですね。ボーンズの勤務地は相変わらずシックベイよりブリッジ、というより「ジムの隣」でしたね。

「この任務が終わったら……お前に言いたいことがあるんだ」

え?そこ付き合ってるんだっけ?

 

 

 

スポックとボーンズが急にアイドルユニットみたいな感じになっていて私は心臓が持ちませんでした。段々とジムたちに感化されているように見受けられたスポックですが、ボーンズに敬意を示しているとか……あれ?いまレナードって呼んだかな?

ボーンズは「レナード」と呼ばれることで色気と格好よさと可愛さが5割り増しになると私の中では大変評判なんですが、スポックが呼ぶことでそこに神聖さが加わりますね。ありがとう。世界は美しい。

しかし、キャロルが出ないのが寂しい限りでした。ドクターとキャロルのコンビ好きだったんだけどな。

ウフーラのために戦いたいとか、随分と周りに感化されているスポックも好きです。追跡装置じゃないですよ、本当ですよ…みたいなキョロキョロ感も良かったです。追跡装置ですよね。

 

ところでスポックの怪我は、スポックならまあ大丈夫でしょうね、という私の「バルカン人=めっちゃ丈夫(対カーン戦参照)」な偏見が出てしまって楽観的になっていました。思ったよりダメージでかそうでしたね。ありがとうございます。でもそのあと、何となく治療したら元気そうで何よりでした。他のみんながちゃんと「怪我してるのに」と忘れずに心配していて偉いなと思いました。私なら忘れる。

「じゃあ、治療できるものが一緒なら?」という提案は鬼畜かよと思いました。医者!だからね!というお約束のボーンズが観れたのは最高でした。お約束といえば、あのアースの船長も制服ビリビリ系なんですね。船長だけ生地がティッシュパピルスなんじゃないの?と思っていたTOS時代でしたが、いまも制服の脆弱性が改善されていなくて安心しました。

 

あとスールーですね。スールー旦那と子どもとキャッキャしていて、普通なら死亡フラグみたいな感じですがスールーなら大丈夫。相変わらずキャプテン椅子も任せられるし無茶な操縦もできますよ。

チェコフは今回キャプテンと頑張って探索していて見所いっぱいで嬉しかったです。スールーと信頼し合っている感じも良くてこの数年で成長しているんですね……ってなりました。

スコットとジェイラのコンビ良かったですね。中身がブテラさんかと思うと頭の中が花火ですけれども、相変わらず足技綺麗でした。スコットがキャッキャしてるのを見ると安心します。頼りになるエンタープライズ機関士……エンタープライズが壊れたの見て悲しかっただろうな…

 

長い旅の中で目的を一瞬見失うもまだ見ぬ宇宙に思いを馳せるジムと、彼のように生きたい、そしてその彼はかつてのクルーとの思い出を大切にしていたことを感じたであろうスポック、ジムから目が離せないので行くしかないマッコイ。

フロンティアでした。

 

 

Leonard Nimoy and Anton Yelchin

今まで素敵な演技をありがとう、でもとても寂しい。