『スタートレック ビヨンド』
『STAR TREK BEYOND』
うーわー!!!
キャプテンがとてもキャプテンしてるし苦悩してる!でもボーンズの前ではまだまだしっかり出来ないジムなんでしょうと思わずにはいられなかったですね。ボーンズの勤務地は相変わらずシックベイよりブリッジ、というより「ジムの隣」でしたね。
「この任務が終わったら……お前に言いたいことがあるんだ」
え?そこ付き合ってるんだっけ?
スポックとボーンズが急にアイドルユニットみたいな感じになっていて私は心臓が持ちませんでした。段々とジムたちに感化されているように見受けられたスポックですが、ボーンズに敬意を示しているとか……あれ?いまレナードって呼んだかな?
ボーンズは「レナード」と呼ばれることで色気と格好よさと可愛さが5割り増しになると私の中では大変評判なんですが、スポックが呼ぶことでそこに神聖さが加わりますね。ありがとう。世界は美しい。
しかし、キャロルが出ないのが寂しい限りでした。ドクターとキャロルのコンビ好きだったんだけどな。
ウフーラのために戦いたいとか、随分と周りに感化されているスポックも好きです。追跡装置じゃないですよ、本当ですよ…みたいなキョロキョロ感も良かったです。追跡装置ですよね。
ところでスポックの怪我は、スポックならまあ大丈夫でしょうね、という私の「バルカン人=めっちゃ丈夫(対カーン戦参照)」な偏見が出てしまって楽観的になっていました。思ったよりダメージでかそうでしたね。ありがとうございます。でもそのあと、何となく治療したら元気そうで何よりでした。他のみんながちゃんと「怪我してるのに」と忘れずに心配していて偉いなと思いました。私なら忘れる。
「じゃあ、治療できるものが一緒なら?」という提案は鬼畜かよと思いました。医者!だからね!というお約束のボーンズが観れたのは最高でした。お約束といえば、あのアースの船長も制服ビリビリ系なんですね。船長だけ生地がティッシュかパピルスなんじゃないの?と思っていたTOS時代でしたが、いまも制服の脆弱性が改善されていなくて安心しました。
あとスールーですね。スールー旦那と子どもとキャッキャしていて、普通なら死亡フラグみたいな感じですがスールーなら大丈夫。相変わらずキャプテン椅子も任せられるし無茶な操縦もできますよ。
チェコフは今回キャプテンと頑張って探索していて見所いっぱいで嬉しかったです。スールーと信頼し合っている感じも良くてこの数年で成長しているんですね……ってなりました。
スコットとジェイラのコンビ良かったですね。中身がブテラさんかと思うと頭の中が花火ですけれども、相変わらず足技綺麗でした。スコットがキャッキャしてるのを見ると安心します。頼りになるエンタープライズの機関士……エンタープライズが壊れたの見て悲しかっただろうな…
長い旅の中で目的を一瞬見失うもまだ見ぬ宇宙に思いを馳せるジムと、彼のように生きたい、そしてその彼はかつてのクルーとの思い出を大切にしていたことを感じたであろうスポック、ジムから目が離せないので行くしかないマッコイ。
フロンティアでした。
Leonard Nimoy and Anton Yelchin
今まで素敵な演技をありがとう、でもとても寂しい。